強迫性障害
強迫性障害
強迫性障害とは不合理でバカバカしいと思いながらも不安を解消するために過剰に行動を繰り返すことです。具体的には鍵の閉め忘れを何度も確認したり、不潔だと思い手を洗い続ける等の行動です。強迫観念という過剰な心配を強迫行為で解消している状態です。これにより日常生活に支障をきたすことが多いです。
強迫性障害の症状
・確認行為
・不潔恐怖と洗浄
・加害恐怖・・・誰かに危害を与えたのではないか不安が離れず、テレビやネットを確認したり周囲に相談する
・物の配置や対称性、数字へのこだわり
強迫性障害の治療は薬物療法と精神療法です。抗うつ薬(SSRI)を中心に使っていきます。強迫性障害は薬物療法のみでは不十分なことが多く、薬物療法と同時に症状の不合理への理解や行動面の修正を図る精神療法が重要になってきます。