医療法人社団 安倍クリニック、精神科・心療内科、東京都豊島区、千川駅医療法人社団 安倍クリニック

アルコール依存症

アルコール依存症

大量のアルコールを長期間飲み続けると脳の仕組みが変化し、強烈にアルコールを欲するようになります。そのためイライラや動悸、発汗、手の震え、不眠などの症状が現れます。朝から飲酒をしたり、会社や家族など社会生活にも支障をきたすことがあります。栄養不良や肝機能障害など内科的治療も必要な方もいます。

アルコール依存の治療は断酒ですが、断酒初期には離脱症状が出ることがあり抗不安薬を使用します。断酒を継続するために自助グループに参加するとより効果的です。薬物療法としては、アルコールを飲むと気分が悪くなる抗酒剤や飲酒欲求が緩和する抗渇望剤を使って徐々に減酒していく方法もあります。